水戸地方農業共済事務組合
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新規就農の中山 祐美加さん・独立2年で栽培面積

ホウレンソウ,コマツナの露地栽培で「女性の活躍できる農園に」

 新規就農者の支援に積極的に取り組む東茨城郡城里町で,神奈川県の非農家出身・中山祐美加さん(29)は,2012年に就農し,同町上入野の農地を借りてホウレンソウや小松菜などを露地栽培している。今年4月に女子従業員1人を雇用して本格的に農業経営を始めた。
 中山さんは,中学生のときに就農者が年々減少していることを知り,将来は農業をやってみたいと考えるようになった。短大を卒業後,水戸市の日本農業実践学園に入学。1年間いろいろな野菜の栽培方法や堆肥の作り方,農産物の加工などについて学んだ。卒業後は群馬県にある農園に就農して,作物の栽培について知識や技術を深め,「自分の中でビジネスとして将来性を感じた」と話す。
 野菜づくりは,手の加え方で成果や失敗がはっきりと現れるだけに,「安定した品質や収量を維持管理するにはどうすればよいか」「失敗したことを次にどう生かすか」など試行錯誤。城里町で就農していた知人の紹介を受けて,10年2月に地元農家に入り2年間の経験を積み,12年4月に40アールの農地を借りて独立した。
 現在100アールの農地を借りて営農相談員と情報交換しながら,ホウレンソウをメインに露地野菜などを出荷している。ホウレンソウは,勤めていた農園で栽培知識や技術を習得。耐病性に優れた「団十郎」を年間を通して栽培。また,7月から10月までの出荷作物として,高温期でも葉が伸びすぎず収穫期の長い小松菜「いいむら」を栽培している。ほかに枝豆などを直売所に卸している。
 中山さんは「適期の播種きや除草などの手入れを行い,順調に品質の良い物を収穫できることが最大の喜びです。生育が天候に左右されることが難しい」と話す。今後は,「露地野菜の他に施設園芸にもチャレンジしていきたい。そして,将来は研修生の受け入れや女性従業員だけで農園を立ち上げ,女性が活躍できる場をつくっていきたい」と笑顔で話す。

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