水戸地方農業共済事務組合
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ハウスで「畑ワサビ」

研究会を結成し,「畑ワサビ」の普及を目指す

 城里町小勝の阿久津 道男さん(63)は定年退職後、県内では珍しい「畑ワサビ」のビニールハウス栽培に取り組んでいる。
 普及所の勧めもあり,2年前に「ななかい畑わさび研究会」(会員5人)を設立し,会長を務めている。研究会では5アールの農地に専用ハウス9棟を建設。連作はできないので、今年は6棟で栽培している。

 畑ワサビは葉と茎の部分を食べる。湯通しをして,しょうゆなどで味付け。お茶漬けやおにぎりの具などの食材となる。
 栽培方法は、比較的容易で、11月から12月に苗を定植した後は水やりをするだけという。「手間がかからないので,高齢者や女性でも簡単に栽培できる作物」と阿久津さん。しかし,高温や太陽光を嫌うため、「4月以降はハウスに遮光ネットを取り付け、高温にならないよう気をつけている」と話す。また,防鳥ネットを張り,チョウやアブラムシの侵入を防ぐ。

 出荷したワサビは,加工業者によって佃煮のりとともにおにぎりの具として加工される。おにぎりには「城里町産わさび葉,茎使用」と明記され,コンビニで7〜8月の期間,地域限定で販売される。ワサビの風味とまろやかな辛味が好評で,出荷量を増やしてほしいとの要望はあるが,少人数による栽培なのでなかなか増やせないのが現状だ。
 また,苗の自家育成ができないか会員と力を合わせて研究し,コストの削減を目指す。「PR活動に力を入れ,普及拡大して会員を増やし,町の新しい地場産業となるよう頑張っていきたい」と話している。

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