水戸地方農業共済事務組合
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地域情報

ウメ ジョイント栽培

管理作業を省力化し,「水戸市の梅をアピール」

 「水戸市の梅」をアピールするため,「JA水戸梅生産部会(部会員16人)」を2012年11月に設立し,昨年度まで部会長を務めた水戸市渡里町の大槻義光さん(79)。生産部会では,部会員7人が約70アールで「白加賀」「南高」などの品種で,「ジョイント仕立て」による栽培を導入している。
 ジョイント仕立ては苗木を約1.5メートル間隔で植え,地面から約70センチのところで主枝を折り曲げる。主枝を隣の木の幹と結束バンドでつなぎ留め,何本もの木を直線状の集合木として栽培する方法。神奈川県農業技術センターで研究が行われていて,茨城県でも試験栽培を行うことを知り,導入を決めた。
 大槻さんは「取り組んだ当初は,主枝と幹が付かなかったり,接ぎ木したと思って結束バンドを外してみたら,風にあおられて取れてしまったこともありました」と話す。
 しかし,「この栽培方法だと,木の高さが1.2メートルほどで脚立を使わずに消毒などの管理作業ができ,今までと比べてとても楽です。ウメの実を傷つけずに収穫もできます」と省力化した成果を話す。取り組み始めて3年目の昨年は,少量だが収穫できた。今年は収穫したウメの実を初めて出荷する予定。
 昨年は収穫したウメや部会員が持ち寄ったウメで,梅酒や梅ジャムなどの試作品を作り,市内の菓子販売業者などと加工品のブランド化を目指している。 大槻さんは「今後は部会員や栽培面積を増やし,“水戸市の梅”のイメージアップに貢献していきたい」と話す。
(川中嶋)

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